お金と時間について

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泉佐野市へふるさと納税しました

ふるさと納税、してますか?

 

節税にもなり、物も貰えて楽しいふるさと納税

しかし、平成31年税制改正大綱で、地場産・返礼率について厳格化されることが見込まれています(規格にあう都道府県の指定という形をとるようです)。

https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/news/policy/138664_1.pdf?_ga=2.182184416.698330089.1544873059-1544417368.1544873059

 

そもそも、返礼品の率・産地については総務省は前から呼びかけを行っていました。

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01zeimu04_02000063.html

http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01zeimu04_02000064.html

資料では長らく呼びかけてはいたけど、昨年あたりから顕著に基準にあわない自治体が減っているようですね。

 

そこに異議を突きつけたのが泉佐野市。

Amazonギフトカードを付帯するという形で100億円キャンペーンをしています。

http://furusato-izumisano.jp/

 

ふるさと納税が地方を応援するための制度であるのに、

http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/policy/

高還元率にする競争が始まってしまったことを抑制したいというのが総務省の姿勢だとおもいます。

しかし、私は、欲しいものがふるさと納税にあれば(そしてそれが他の都道府県の返礼品になければ)返礼率に関わらず選ぶので、結局は魅力的な返礼品を用意できるかということなのではないでしょうか。

地場産ではないものが選ばれているというのは結局地場産の物が対抗できていないということとも言えます。

返礼品って結構どこも似通っていて、食材・寝具・調理器具とかぐらいなので、一通りのものがそろうと、欲しいものがあんまりなかったりします。食材も1人暮らしだと躊躇します。

しかし、現金類似のものは禁止というのはまぁ分からなくもないです。いつでも何にでも使える現金ってやっぱり偉大な発明なんだなと感じます。選択肢の幅という点で、現金類似のものは魅力的すぎるんですよね。昨年は、ふるさと納税の一部をAmazonギフトカードにしたのですが、滅茶苦茶便利です…そもそも、私の出費として紙やkindleでの本の購入が多いので、普段の生活での出費が抑えられます。

 

泉佐野市のやり方には、やりすぎだという批判もあるようですが、お上のルールに従うことより、市場競争を選ぶというのは、大阪文化っぽくてそれはそれで良いなと思っています。

 

今回は、そういう意味で、泉佐野市に1票を投じるつもりで、またAmazonギフトカードの魅力につられて、泉佐野市に寄付することにしました。

還元率で言うと、Amazon10%還元の方がお得(なものもある)という意見もありましたが、

https://xn--lckh1a7bzah4vue.biz/archives/5882

ギフトカードを多めにもらうこともメリットがあるなと思い、私は20%で食材を頼みました。先にも述べたように、食べきれるか不安ですが、友人に分けたりしても良いかなと思っています。

もっとも、この寄付をした後で、そういえば、寝具のマットレスも欲しかったのだということを思い出しました。

 

そもそも、ふるさと納税という制度に、東京一極集中を進めてしまったために、地方分権が上手くいかないということからの地方への還元・ばらまきという側面があると思いますが、産業支援にもなるわけだし、市民も嬉しいし、やっぱりトータルでみると、ふるさと納税って良いシステムですよね。今後も続いてほしいです。