インベスターZ再読
最近、インベスターZを読み返していました。
プロパガンダ漫画とは、メッセージを効率よく伝える漫画のことで、さっき私が作った造語です。
私の中では、進研ゼミの漫画や松井優征氏の暗殺教室もこのカテゴリに入っています。他にも沢山ありますね。
インベスターZは投資というテーマに切り込んだことが最大の功績で、最初の設定が良いなと思います。
日本の歴史と経済を絡めて先祖について知るというテーマがあるのが面白味に繋がっています。
一方で、投資と投機の違いがこの漫画を読んでも良く分からないところがあります。
お金の扱いを幅広にやるというのは良いのですが、ファンダメンタル投資を進めたり、FXをやったり、色々紹介されているので、各々の位置付けが読者に伝わりにくいのでは?という気がします。
また、今後成長しそうな産業などにも触れているのですが、この辺は三田さんやコルクの佐渡島さんの人脈的な背景がかなりうかがえる感じです。そういう繋がりから紹介された話が漫画になるという意味でも優れてプロパガンダ的ですね。
終わり方や、三田さんがドラゴン桜2をやっていることからしても、インベスターZは続編をやるつもりなのかなという気がします。
また始まったら一応読むかな〜とは思いますね。