高配当株ETFに対して
高配当株は魅力的である。
月々お金が入ってくるというのは、かなり心の支えになるだろうし、景気後退局面でも一定程度利確がされるというメリットは大きいように思う。
そのため、高配当株ETFを買おうかなということを考えていたのだが、結論としては買わないことにした。
理由としては、今の自分は資産を拡大させる時期だと考えたからである。
私はまだ社会に放り込まれた猿であり、30手前であるため、持っている資金が限られている。
配当で「これなら働くのを辞めても(あるいはゆるく働いても)良いかなぁ」と思える程の額、例えば税引き前で月50万程度を得るためには、5%で運用するとしても、1億2000万程度は必要となる。
資産の一部を配当株にするというのは現時点では中途半端であると考えた。配当株だと税金によって伸びが鈍化するということもある。
しかし、資産の拡大期であるとするなら、私が主に買っているインデックスファンドは分散しているが故に伸びも抑えられるのではないか?という問題も別途ある。
しかし、個別株で確実に設ける才能がないこと、転職先を得るくらいのスキルを手に入れる必要があることを考えると、時間との兼ね合いではインデックスファンドが現在はベストなのかなと考えている。
そうすると「資産拡大時期」というのはこれからかなり続きそうである。
今は独身でお金を使っても余るという生活をしているが、今後、転職や海外行き、結婚、育児というイベントが発生したとしたら、思うような資産形成は出来なくなるのが目に見えている。
そうすると、かなり長い間仕事は辞められないことになる。そうであれば、今の仕事で大事なことは、体を壊さないように力を抜き、かつ少しずつスキルを高めることとなる。
かなりがっくりくる結論が出てしまった…